技術紹介

TECHNOLOGY

01⾦型製作・メンテナンス

⾦型は、プレス製品の精度に関わる最も重要な役割を果たしています。

機械加⼯・組付け・調整・試作・完成までの全てを徹底した管理体制で臨んでいます。

⾦型の不具合を常に確認し、刃先の研磨・部品の交換・調整等、万全なメンテナンスを⾏っています。

02プレス

単一加工

単⼀加⼯は、単発型というプレス⾦型を使い、⼀つの⼯程を⼀つの⾦型で⾏うもので、⼈の⼿でセットして加⼯という作業の連続で製品を⽣産しています。

順送加工

順送とはコイル材から加工し、製品又は材料から大枠を抜いたブランク材を作り出すもので、一番初めの工程となります。 一つの金型に順番に送って加工し製品になるため、順送と呼ばれています。

トランスファー加工

1台のプレス機械の中に全工程の金型を納め、複数回のプレスが必要な複雑な製品を人力によることなく自動的に移送することができる効率的な生産を可能にしています。

RY工程加工

RYとは何台ものプレス機の間にロボットアームを配置して、各プレス機間で使用して半製品を搬送・セットして生産するもので、順送プレスで加工したブランク材を使用しています。

03溶接

スポット溶接

スポット溶接は抵抗溶接の一種で、水冷された電極で重ねた2枚の板をはさみ加圧しながら短時間で大きな電圧をかけることで、 板間で発生する抵抗熱がその接点周辺の板を溶融させ、2枚の板を一点で溶接します。

プロジェクション溶接

プロジェクション溶接は、母材の溶接箇所に突起部を設けて、この突起部分に電流を集中して流し、 加熱すると同時に加圧接合する抵抗溶接です。

炭酸ガスアーク溶接

炭酸ガスアーク溶接とは、溶融金属が酸化するのを防止するシールドガスに二酸化炭素を使ったアーク溶接の一種で、溶接ワイヤーが自動的に供給されるため、半自動アーク溶接に分類されています。

一酸化炭素換気システム

アーク放電と⼆酸化炭素が化学反応を起こすと、⼈体に危険な⼀酸化炭素が発⽣しますので、当社では、換気と空調には⼗分な注意を払っています。

04カチオン電着塗装

カチオン電着塗装とは、電着塗料の中に製品を浸し、直流電流をかけることで塗膜成分が荷電し、製品表面 に電着させる手法で、 製品を陰極とする場合を「カチオン電着」と呼びます。

この手法を用いることで、複雑な形状をした製品であっても均一で厚い塗膜を形成できます。

自動車向けカチオン電着塗装で
錫フリー対応 はTHAI IKEDAだけ

自動車向け規格の全てに適合する錫フリー対応です。

図1 矢印 図2

05切削加工

切削加工とは、切削工具類を用いて対象物を切り削る加工方法です。
プレス品の二次加工や、素材からの削り出しに対しては、旋盤、マシニング等、加工条件に合わせた対応を行っています。

ベトナムのグループ企業から、ローコストな特殊非鉄鋼材を調達できる事も強みの一つとなっています。
工具メーカーとタイアップする事で、最適な切削工具類での加工を実現しています。

06品質管理・品質保証

品質管理部門

機械設備・原料等から、各製造工程・検査・出荷・スタッフ教育・お客様への対応・環境に至るまで、多種多様な管理業務を行っています。

品質保証部門

各種測定機器を駆使して、製品に対して徹底的した試験を実施し、日々生産される製品の品質を保証しています。